会社が順調で、新宿にも拠点が必要 ¦ 位置や交通の便が重要 ¦ キレイであることも重要 ¦ 不動屋さんからの紹介物件の多さに驚き
大学生の時に、サークルの先輩がITベンチャー企業を起業して、それを手伝った経験があって、
自分も将来はお金を貯めてITベンチャー企業を起業する事を将来の目標に決めました。
大学を卒業してIT企業に就職に就職して、その企業でスキルを磨いて、系列企業で働く同世代の人脈もかなりできました。
親しくなった系列企業や取引先の会社で知り合った友人に、数年後にITベンチャー企業を起業する話をしたら、
仲間に入れて欲しいと言われて、4人でITベンチャー企業を起業する約束をしました。
会社の仕事内容が決まって、これなら会社としてやっていけるという確信出来たので、起業に対する準備を就業後や休日に4人で集まって始めました。
起業にかかる融資をしてくれる金融機関を探したり、賃貸オフィスの物件探しも始めました。
ITベンチャー企業なので、交通アクセスがよくて、IT設備が充実していて、
サーバーなど重量のあるIT機器を置いても床がぶち抜けない物件がいいなど仲間から要望を聞いて、私が担当になって不動産屋を回り始めました。
始めはあっさりと見つかると思ってましたが、条件がかなり厳しかった事もあり、中々すべての条件を満たした物件は見つかりませんでした。
賃貸オフィスを紹介してくれる大手不動産会社なら情報が集まると思って、始めの頃は大手不動産会社で探し始めました。
確かに物件は一杯あったんですが、ほとんどの物件がオフィスビルのワンフロアで、予定していた物件より広すぎて、
たまに小さめの物件がでても、賃料が予算を大きく上回ってとても借りる事が出来ませんでした。
それでも何件も大手不動産会社を回っていたら、不動産会社の営業の人に、
小さい物件なら地元密着型の不動産仲介会社や不動産屋さんを回った方がいいと教えてもらいました。
ITベンチャー企業をやるなら、営業を考えて都心部がいいと仲間と話し合って、
新宿の賃貸オフィスの物件がいいという事になって、新宿の地元密着の不動産屋を回り始めました。
新宿にはかなりの数の不動産屋があったので、回るのは大変でしたが、何件か条件にあう物件があったので、仲間と一緒に見つけた物件を見に行きました。
始めの物件は駅から徒歩10分圏内で交通アクセスがいいなと思ってましたが、物件のあるに行くまで信号を5回以上渡る必要があって、
距離の割には時間が掛かったので、みんなの反対で却下されました。
2つ目の物件は、交通アクセスもそこそこ良くて、オフィスビルのエントランスやエレベーターも新しくて、
清掃もしっかりされていて奇麗なビルでしたが、4人分の机を置くのがやっとでIT機材を置けずに、
さらに床材の耐久性に難があったので、家賃はギリギリ予算ないでしたが却下されました。
3つ目の物件は、交通アクセスも良くて、前にITベンチャー企業が使っていた物件だったので、
そのまま改装なしで使える物件でみんな気に入りましたが、賃料が予算よりちょっとオーバーしたので、保留にしました。
後日みんなで話し合って、保留していた3つ目の物件にしようと1週間考えて、不動産屋に電話をしたら、その物件はすでに埋まってました。